「すみません」の本当の力

「すみません」

日本人は大好きですね、この言葉。

人にぶつかっても「すみません」。

人に道を譲られても「すみません」。

 

こんにちは、ライブインタラクション®︎演技術の三輪えり花です。

 

先日、ライブインタラクション・コーチ養成所の受講生が、そう指摘しました。

国際ライブインタラクション研究所では、ライブインタラクションを教えることができるコーチを育てています。

人間の行動原則(ヒューマンネイチャー)のレッスンでのことでした。

行動原則(ヒューマンネイチャー)とは、「人間ってそんなものだよね」を、より明確に体系づけることにより相手の行動の理由を認識できるようにするものです。
俳優が台本読解をするときにも、また、演出家が俳優に動きを指示するときにも欠かせないのが、行動原則を「なんとなく」というレベルではなく、データとして持っていること。

 

その受講生は、
「でも、私、気がついたんです。「すみません」のほとんどは、「ありがとう」の意味で、普段は使ってる、って。すみませんって、そんなに悪い言葉じゃないなあ、って思いました」

 

けれど、謝ってばかりでは、いつも自分が悪いかのように深層心理に働きかけていることになり、引っ込み思案で自信がないプレゼンス(存在)になってしまいます。

まさにそこが日本人が海外の強いプレゼンスと競争できないところなのです。

するとその受講生は

「そうなんです。だから、私、「すみません」という代わりに「ありがとう」と言うことにしました!」

 

これは、私にも発見でした。

思わず、「おお!それは名案ですね!」

 

そこで、「すみません」を「ありがとう」に置き換えるワークを取り入れてみました。

 

なんと、自分の心の持ちようが、全然違います。

 

ただ、「すみません」「恐れ入ります」は、いかにも古き良き日本女性風な、清楚な和服の、正座で目を伏せて、旦那様のおっしゃることには口答えいたしません、的な風情が感じられます。

そのような日本女性を好む方もいらっしゃいます。

商談や面接など、相手に次の一手を握られている場合は、相手が望むタイプを見て取る必要もあるかもしれません。

 

「ありがとうございます」と、ハキハキと明るく答えると、場をさえ明るくするタイプの人間という印象を与えます。

「すみません」であっても、清楚に笑顔で言えれば、場に和み感を与えるタイプの人間という稲印象を与えます。

けれど「すみません」と恐縮して答えた場合、周りの人に、「私を好きなように扱ってくださっても口答えしません」タイプの人間として受け取られてしまいます。

 

商談であれ、面接であれ、あるいは友達やパーティーでの初対面であれ、これから長いおつきあいをしていくなら、どの自分として、存在したいですか?

 

それが、自分自身のプレゼンス(存在)を選ぶことにもなります。

 

Laugh, Love, Live!

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